自宅で筋トレをする場合
下の階の方に迷惑がかかるんじゃないか
床に傷をつけたらどうしよう
トレーニングマットって必要あるの?
など気にしますよね。
特に下の階の方に迷惑がかかるから自宅トレができない悩みって多いです。
また筋トレグッズは知らず知らずのうちにフローリングなどに傷をつける原因にもなります。
そんな人におすすめなのが騒音や傷を防ぐ筋トレ用のトレーニングマットです。
この記事はそんな筋トレの際に役にたつトレーニングマットの種類や、効果的な使い方について解説しています。
この記事を読めばどんなトレーニングマットを選べばいいかわかるので、トレーニングマット選びに悩んでいる方のは参考にしてみてください。
目次
トレーニングマットを活用する3つのメリット
トレーニングマットを活用するメリットとしては
- 騒音を防ぐ
- 傷を防ぐ
- 痛みを和らげる
この3つが挙げられます。
トレーニングマットのメリットその①騒音を防ぐ
『トレーニングマット』の名前のとおり、筋トレ用のトレーニングマットを敷くことで騒音を抑えることができます。
『家で筋トレしているだけなのに騒音があるの?』と疑問に思う方もいると思います。
ダンベルやバーベルなどを置く際に音を立てないように気をつけていても、限界まで体を追い込んでいれば知らず知らずのうちに音はなってしまいますよね。
家庭用のベンチ台も固定が不十分なものが多く、 特にマンションなどの集合住宅の下の階ではギシギシという音が響くことがるので注意が必要です。
またベンチ台やウェイトを使わなくてもランジ動作や軽いジャンプを取り入れたメニューだと、
⇒ランジで下半身の脚やお尻を鍛える!正しいやり方と注意すべきポイント!
特に古い家屋などでは結構な音が響いていることもあります。
下の階にいるのが家族ならまだしも不要なご近所トラブルに発展する可能性もありますので、できればこういった騒音は避けたいところですよね。
トレーニングマットはこのような騒音を抑えるために衝撃を吸収するような素材でできているので、思い切ってさまざまな筋トレメニューに取り組むことができます。
ベンチ台やダンベルなど本格的な自宅トレーニングを目指すならまずはトレーニングマット選びが重要といっても過言ではないかと。
トレーニングマットのメリットその役割②傷を防ぐ
筋トレ用のトレーニングマットを敷くことでフローリングなどへの傷を防止することができます。
フローリングや床への傷は特に賃貸住宅にお住まいの場合非常に気になりますよね?
騒音の部分で説明したようにベンチプレスや腹筋などに使うベンチ、トレーニングマシンなどは振動や微妙なずれによって床に傷をつけやすいので特に注意が必要です。
またバーベルやダンベルを使ったトレーニングでは床に落としてしまったときはもちろん、床に置く動作を繰り返しているだけで小さな傷をつける原因になりがちです。
ただ、筋トレ器具のメーカーも傷をつけないようにウェイトの部分がラバーになっているタイプのものや、
台座と一体型になっているダンベルも多く発売されていますが、
⇒おすすめのアジャスタブルダンベル比較!実際に使って感じたメリット。
さらに気を使って筋トレ用のトレーニングマットを置いておくと傷を気にせずトレーニングを行うことができます。
騒音・床への傷が気になると思い切ってトレーニングができなくなりますからね。
特に筋肥大を狙ったレジスタンストレーニングは自分を最大限追い込むことが結果への近道ですから、 防音マットを敷くことによる騒音や傷への配慮は結果敵にトレーニング効果をあげてくれる要因になるかもしれませんよ。
トレーニングマットのメリットその役割③痛みを和らげる
ダンベルやバーベルを使ったいわゆる『レジスタンストレーニング』だけではなくプランクなどに代表される器具を使わない『自重トレーニング』を中心に行っているトレーニーにも筋トレ用のトレーニングマットを敷く意味があります。
例えば、腹筋運動(クランチ)を行う時に硬いフローリングの上だと腰の骨の部分が床に当たって痛い思いをしたことはありませんか?
うつぶせの状態で肘、膝を床について行うフロントプランクで肘の先や膝の先が痛くなってトレーニングをやめた経験はありませんか?
筋トレ初心者の頃はグッズを特に必要としない自重トレーニングから取り組む人も多いので、このような経験をしたことのある人も多いと思います。
ウェイトを使うレジスタンストレーニングも、自分の体重を使う自重トレーニング共に正しいフォームで最大限のパフォーマンスを発揮することが重要です。
自重トレーニングとウェイトトレーニングを併用する人は、このような理由で筋トレを行う部屋にトレーニングマットを置いておくと両方の種目で効果的に筋トレを行うことができます。
トレーニングマットを購入する際の3つのポイント
では、次にトレーニングマットの選び方についてです。
トレーニングマットといってもたくさんの種類があるので、ほとんど方は迷ってしまうはず。
しかし、
- 大きさ
- 厚さ
- どの部屋に敷くのか
この3つのポイントだけをしっかりと抑えておけば購入に失敗したということはなくなるはずです。
トレーニングマットの大きさ
まずは用途に合わせた大きさのマットを選ぶようにしましょう。
自重トレーニングやベンチ台を使ったトレーニングを行うだけなのであればその大きさにあったものを選べば十分です。
しかし、ダンベルやベンチ台を使ったトレーニングと自重トレーニングをあわせて行っている場合や、筋トレ専用の部屋を作ろうと思っている方は広い範囲をカバーできるトレーニングマットが必要になります。
その場合はジョイント式の筋トレ用トレーニングマットという手段もあります。
ジョイント式にすれば自分だけの筋トレスペースが確保できモチベーションの向上にもつながりますから。
十分な厚さのトレーニングマットを選ぶ
失敗しないマット選びを行うためには厚さにこだわることが非常に重要です。
痛みや騒音、床の傷の予防をするためには十分な厚さのマットが必要になります。
軽い自重トレーニング程度であれば薄さ3mmのような薄いマットでも十分という意見もありますが、体重や骨の出方によってはこのぐらいの薄さでは痛みがあることも多くあります。
厚みのあるマットは薄いマットに比べると価格はやや高くなる傾向がありますが、 購入したマットに納得できず新しいものを購入するのであれば最初から6mm以上の厚さのものを購入しておけば間違いないでしょう。
どの部屋に敷くのか
どのような形でマットを収納するかも重要な選び方のポイントです。
リビングなどトレーニングのたびにマットを出し入れするのであれば丸めることのできるタイプのものを選びましょう。
また出しっぱなしにしておく場合はジョイント式のトレーニングマットを敷きっぱなしにしておいても十分です。
以上の3つのポイントをしっかりと抑えておけば自分にあったトレーニングマットが見つかるはです。
ただ、それでも選び方がわからないからどうしてもおすすめを教えてほしいという方に、最後に素材別でおすすめのトレーニングマットを紹介します。
自分で決めれる人はここは見る必要はないので、Amazonや楽天などに行き購入してください。笑
【素材別】おすすめの筋トレ用トレーニングマット
筋トレやヨガに使うトレーニングマットにはさまざまな種類の素材があります。
どの素材にも特徴があり、それなりのメリットとデメリットがあります。環境や使用用途に合わせて価格と相談しながら決めていきましょう。
安く購入したいならPVC(ポリ塩化ビニル)のトレーニングマット
PVC(ポリ塩化ビニル)は筋トレ用マットの中で最も有名な素材。
PVC素材の最大のメリットは価格です。世の中に流通している安価のマットはほとんどこの素材で初心者の入門編マットとしてはおすすめです。
なんといっても1,000円程度で購入することができますからね。
グリップ力もある素材で一般的なトレーニングであれば十分使えます。
しかし、安価ゆえのデメリットもあり水に弱いためメンテナンスは拭き掃除のみになります。
マットのお手入れも水洗いはできないため汚れがひどくなってから買い替えを前提にしている方にはおすすめですね。
PVCのトレーニングマットがおすすめな人
- とにかく価格を抑えたい
- 拭き掃除ができる
- いずれは違うトレーニングマットを購入予定
ダイナミックなトレーニングにはNBR(ニトリルブタジエンラバー)のトレーニングマット
基本的な扱いはPVC(ポリ塩化ビニル)と似ていますが、比較的弾力性や強度が強い素材でランジなどのダイナミックな動きにより適している素材。
PVCに比べると価格が高い傾向にあるのがデメリットです。
NBRのトレーニングマットがおすすめな人
- ジャンプトレーニングをする
- PVCも強度がほしい
清潔に保つならPER(ポリマー環境樹脂)のトレーニングマット
トレーニング中には汗をかくこともありますし、拭き掃除のみしかできないPVC(ポリ塩化ビニル)やNBR(ニトリルブタジエンラバー)がいやだという人もいるでしょう。
そんな方にはPERがおすすめです。
素材の質感や使い勝手はPVCと似ていますが、PER(ポリマー環境樹脂)は水洗いが可能で常に清潔に保っておくことができるというメリットがあります。
PERのトレーニングマットがおすすめな人
- 常に清潔を保ちたい
- 水洗いがしたい
においが気になる方はTPE(熱可塑性エラストマー)のトレーニングマット
筋トレ用のマットを使う際にゴムの独特のにおいを嫌う方も結構多くいます。
TPE(熱可塑性エラストマー)は、 ほかの素材に比べてにおいが気になりにくいので毎日のトレーニングを嗅覚で不快にしたくないという人にはおすすめです。
TPEのトレーニングマットがおすすめな人
- 匂いが気になる
- 軽いマットが欲しい
パワーラックなどを置くならEVA素材のジョイントマット
パワーラックなど重い筋トレ器具をを置くなら、EVA素材のジョイントマットが1番おすすめです。
ジョイントマットなら、厚さが2cm以上のものもあるので、多少上から落としても床に傷がつくということはありません。
(100kgとかは微妙ですけど)
それに、EVA素材なら水に強く、お手入れも簡単です。
ボクは自宅ではこれを使用しています。
EVA素材のジョイントマットがおすすめな人
- トレーニング部屋を作りたい
- パワーラックを置きたい
基本的な購入ポイントでも紹介した部分もあわせこれらすべての要素にこだわりすぎると必然と価格も高くなってきます。
筋トレ初心者の場合はいわゆるヨガマットとよばれるものである程度厚みのあるもの(おすすめは体の痛みが感じにくいといわれる6mm以上)をおすすめします。
初心者のうちはまず厚みにこだわった防音マット選びを行えば筋トレの行いやすさは各段にアップしますよ。
トレーニングマットで筋トレのパフォーマンスは上がる
筋トレにトレーニングマットを使うことで騒音や傷を防ぐだけでなく、思い切ってパフォーマンスを行うことのできる効果もあることがわかっていただけたでしょうか?
お金がかかることと場所をとること以外にデメリットはあまりないため、本格的に筋トレをはじめようとしている人にとって筋トレ用防音マットは必須といえます。
今回の記事を参考に皆さんもご自身の環境やトレーニング内容にあった最高の防音マットを探してみてくださいね!
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