今人気の自宅で使える筋トレ器具「アジャスタブルダンベル」。
その中でも特に使いやすいと言われているのが「ダイヤル式のアジャスタブルダンベル」です。
実際に使っている方も多いですし、僕も自宅で筋トレする用としてワンセット購入しました。
ただ、 実際は購入の際にどれを選んでいいかわからなく、めちゃくちゃ悩んだんですけどね。
そこで、その調べた経験を活かしておすすめのダイヤル式アジャスタブルダンベルの比較をしてみようと思いこの記事を書いています。
これからアジャスタブルダンベルの購入を考えている方は参考にしてみてください。
ジンガー
目次
アジャスタブルダンベルとは?仕組みについて
そもそもアジャスタブルダンベルは?ってことですが、アジャスタブルダンベルとは
「自分で重量を変えることができる(可変できる)ダンベル」
のことです。
よく大手ジムなどに置いてある重さを変えることができないダンベルはアジャスタブルダンベルではありません。
こちらの画像のダンベルは調整できない固定式のダンベルです。
なので、 基本的に1つのダンベルと重量の調整ができるダンベルはすべてアジャスタブルダンベルということになります。
ただ、アジャスタブルダンベルもいくつか種類があり、選ぶ際はどのアジャスタブルダンベルにするか決めないといけません。
アジャスタブルダンベルの種類
アジャスタブルダンベルの種類をいくつか上げると、
- スピンロックダンベル
- パワーブロックダンベル
- ダイヤル式アジャスタブルダンベル
この3つが主に利用されているアジャスタブルダンベルです。
他にもあるかもしれませんが、今はこの3つがメインで売られているので、この3つから選ぶようにすれば問題はありません。
簡単にそれぞれの種類の特徴を上げます。
スピンロックダンベル
スピンロックダンベルとは、シャフトにプレート取り付け専用の金具で止める方法の元相アジャスタブルダンベルです。
恐らく可変式ダンベルと聞くとこのダンベルを思い浮かべる人がほとんどでしょう。
今でも比較的リーズナブルで購入できるので、人気のアジャスタブルダンベルの1つです。
パワーブロックダンベル
パワーブロックダンベルは、上記のスピンロックダンベルの後に出たアジャスタブルダンベルで、ピンの抜き差しで重量を調整するダンベル。
このパワーブロックダンベルも出た当初はピンで簡単に重量を設定できることでかなり注目され、
どのメーカーのパワーブロックダンベルも売り切れが出るほどの人気でした。
今は出た当初ほど売り切れなどはないですが、それでも金額もリーズナブルになってきたので、
上記のスピンロックダンベルよりは人気はあります。
ただ、ちょっとゴツくて大きいというのが1つデメリットでもあります。
ダイヤル式アジャスタブルダンベル
そして最後は、今回比較するダイヤル式アジャスタブルダンベル。
上記のパワーブロックダンベルがピンで指すタイプなのに対して、
こちらはシャフトの両端にあるダイヤルを回すことで重量の調整ができるというダンベルです。
両方のダイヤルを自分の設定したい重量に合わせるだけなので、重量の設定は数秒で完了。
また、パワーブロックほどゴツく(大きく)もないというのも大きな特徴の1つです。
実際に今僕も自宅ではダイヤル式アジャスタブルダンベルを使っています。
レビューに関してはこちらの記事で書いてあります。
以上の3つがアジャスタブルダンベルの種類と特徴です。
それぞれのダンベルに特徴があるので、一概にこれがいい!というのは人によって変わってくると思います。
しかし、 やりやすさなどを考えれば今はダイヤル式アジャスタブルダンベルが個人的にはとても使いやすいです。
次はそんなダイヤル式アジャスタブルダンベルを選ぶ際のポイントです。
ダイヤル式アジャスタブルダンベルを選ぶポイント
ダイヤル式アジャスタブルダンベルを選ぶ際のポイントは大きく3つ。
- 価格
- メーカー
- 調整重量
これらをまずは確認するようにしてください。
※ここからはダイヤル式アジャスタブルダンベルを紹介していくので、アジャスタブルダンベルという言葉で紹介していきます。
価格はコスパを優先するか品質を取るか
アジャスタブルダンベルも高いものからリーズナブルなものまで販売されています。
そうなるとやはり高い方が品質が良くていいんでしょ?と思うかもしれませんが、それは人それぞれです。
確かに、有名なメーカーが作っているアジャスタブルダンベルは価格も高くて、恐らく品質も良いでしょう。
しかし、結局はダンベルです。
重量の値が全然変わるわけでもないですし、すぐに壊れるということもほとんどありません。
それに、一部のメーカーでは保証などの特典が付いているアジャスタブルダンベルもあるので、
すぐに壊れても交換してくれる場合もあります。
なので、高ければ良い!というわけではないです。
ジムに通うことを考えれば、ある程度高いダンベルを買っても元は取れるという人もいますが、それなら他の筋トレ器具や
サプリなどにその分のお金を回した方が個人的には良いかなと思います。
実際に僕が使っているアジャスタブルダンベルはそこまで高くはないでけど、普通に使えてますからね。
リーズナブルなアジャスタブルダンベルでも問題ないです。
ただ、それでも品質を求めるのであればそれなりに高いダンベルはおすすめですけど。
無名のメーカーは選ばない
ただ、いくらリーズナブルでもいいと言っても 聞いたこともないメーカーが販売しているアジャスタブルダンベルはおすすめしません。
無名なメーカーですと、保証などがしっかりとしているかもわかりませんし、
そもそも購入後などサポートがしっかりとしているか怖いですよね。
連絡が取れなくなったという話もよく聞きますから。
なので、ある程度聞いたことがあるメーカーやしっかりとしている会社が販売しているメーカーのものを購入するようにしましょう。
調整重量は最低でも15段階以上
最後は調整重量です。
ダイヤル式アジャスタブルダンベルでは、ダイヤルを回して重量を調整するのですが、その時の調整重量が決まっています。
あまりに調整重量の幅ないダイヤル式アジャスタブルダンベルだと、トレーニングをする際に不便ですし、正直あまり使えません。
なので、しっかりと調整重量が細かく設定されているダイヤル式アジャスタブルダンベルを選ぶようにしてください。
目安としては、15段階以上です。
もちろんもっと細かく設定されているのであればそれはそれで問題ないですけどね。
以上がダイヤル式アジャスタブルダンベルを選ぶ際のポイントです。
使い勝手などももちろんあると思いますが、基本的にすべて試すというのも無理なので、(本当はやりたいですが)
まずは、上記の3つを抑えておけば購入に失敗することはほとんどないと思います。
また、それにプラス保証などを付いていれば更におすすめです。
アジャスタブルダンベルを比較
では次に上記のポイントを元におすすめできるアジャスタブルダンベルを紹介します。
紹介できるおすすめのアジャスタブルダンベルはこの3つ。
- Motions(モーションズ)アジャスタブルダンベル
- ワイルドフィットアジャスタブルダンベル
- Bowflex(ボウフレックス) アジャスタブルダンベル
それぞれ比較した表がこちらです。
商品(メーカー) | モーションズ | ワイルドフィット | ボウフレックス |
---|---|---|---|
知名度 | |||
保証 | |||
調整重量 | 24kg/15段階 41kg/17段階 |
24kg/15段階 41kg/17段階 |
24kg/15段階 41kg/17段階 |
価格 | 24kg/29,800円 40kg/49,800円 |
24kg/29,000円 40kg/48,000円 |
24kg/58,508円 40kg/99,980円 |
おすすめのアジャスタブルダンベル
上記の比較を元に、それぞれに目的にあったおすすめのアジャスタブルダンベルを紹介していきます。
コスパや保証で決めるならMotions(モーションズ)
完全にコスパ重視や保証で決めるならMotions(モーションズ)アジャスタブルダンベルで決まりかと。
ワイルドフィットも同じくらいの金額にはなりますが、本体の金額差では
- 24kgで800円差
- 40kgで1,800円差
ですので、そこまで変わりはありません。
それに、Motions(モーションズ)アジャスタブルダンベルの場合は、
保証期間が無料で3ヶ月間付くという特典と、定価1,480円のトレーニンググローブもプレゼントされるので、
結果的にそこまで変わらないんですよね。
なので、保証なども付帯していることを考えれば、
初めて購入する場合はMotions(モーションズ)アジャスタブルダンベルを選ぶことをおすすめします。
また、ワイルドフィットは40kgの方は常に在庫がある状態ですが、24kgの方はいつも在庫がない状態です。
24kgで考えている人も今はMotions(モーションズ)アジャスタブルダンベル一択かな。
とりあえずコスパ重視で考えている方は参考にしてみてください。
実際に使用したレビューやMotions(モーションズ)アジャスタブルダンベルの詳しい特徴などをまとめた記事もこちらで書いているので、気になる方はこちらも参考に。
品質で求めるならBowflex(ボウフレックス)
品質やメーカーの知名度できめるなら間違いなくBowflex一択でいいでしょう。
元々、今回紹介しているダイヤル式アジャスタブルダンベルを発売していたのがBowflexです。
なので、元祖ダイヤル式アジャスタブルダンベルですね。
金額は他のアジャスタブルダンベルの2倍ほどはしますが、購入した人の口コミなどを見ても高評価ばかり。
本当は僕もBowflexがほしかったのですが、流石に約10万円は出せませんでした。泣
恐らく作りも他のダイヤル式アジャスタブルダンベルとは少し違うと思うので、高品質で有名メーカーのアジャスタブルダンベルがほしいならBowflexはおすすめです。
それに、専用のスタンドも発売していますから。
最終的におすすめをまとめると。。
まとめると
- コスパ重視⇒Motions(モーションズ)アジャスタブルダンベル
- 品質重視⇒Bowflex(ボウフレックス) アジャスタブルダンベル
このように決めるのが当サイトではおすすめです。
ワイルドフィットも駄目ではありませんが、41kgの調整が15段階しかできないのと、保証なども長期間ついているわけではないので、
それならMotions(モーションズ)アジャスタブルダンベルの方が若干高いですが、こちらを選んだ方が後悔はしません。
品質重視の場合は、Bowflex(ボウフレックス) アジャスタブルダンベルで決めてください。w
もし、購入した人がいたら使った感想など送って頂けると嬉しいです。
アジャスタブルダンベルを使ったことある方の口コミや評判
次に、アジャスタブルダンベルを使ったことがある方の口コミや評判をいつくか紹介します。
ペンネーム:もみじさん 年齢:27歳男性
アジャスタブルダンベルを購入してトレーニングを開始してから来月でおよそ1年半になります。買ってよかった点は自分の筋力に合わせたトレーニングが可能であるという点とリーズナブルな点です。違う重さのダンベルをいくつも買うよりもお得ですし、場所も取りません。
ペンネーム:なまかさん 年齢:26歳女性
この商品の良い点は、すぐに重さが変更できるということと、狭いスペースでも使えて使いやすいということです。悪い点を強いて言うなら台に戻す時に戻しにくいということです。でもコツをつかむとすぐにできました。
ペンネーム:そんさん 年齢:22歳男性
アジャスタブルダンベルを使ってみていいなと思ったのは、なんといっても収納の便利さではないかと思います。重さの違うダンベルを複数所有していたのですが、場所をとるし、ひとつの棚に置いておくと重みがかさんで棚や床の耐久面が心配だと感じていたのですが、アジャスタブルダンベルは1セットで事足りるので、ダンベルを置く場所や総重量をぐっと節約できたのが嬉しいポイントになりました。使っていて不安定だと感じることもなく、快適です。
ペンネーム:FZさん 年齢:29歳男性
まず、アジャスタブルダンベルについては、コストパフォーマンス的に考えても安かったので使用してみて良かったです。また、重さの誤差があまり無かったので安心して使うことができました。そして、油の臭いやベタつきなどが一切無かったので良かったです。また、無料保証期間が3ヶ月あったので安心でした。そして、自宅で簡単にトレーニングできるところが最大のメリットだと思いました。また、プレートが落ちにくかったので安心することができました。
ペンネーム:けいこさん 年齢:39歳女性
初心者の人が始めるには、値段が結構高いところがちょっと微妙でした。やりたくても値段であきらめる人がいるのではないか、と思います(私自身も最初は値段で購入をためらいました)
アジャスタブルダンベルの口コミまとめ
実際に使ってみて多かった意見が
- 重さがすぐに変更できる
- 収納のよさ
この2つでした。
やはり重量の調整が楽というのは1番のメリットかもしれませんね。
それと収納のよさもアジャスタブルダンベルの魅力の1つです。
スピンロックダンベルだとプレートがあるので、それが結構場所とってしまうんですよね。なるほどなと思いました。
アジャスタブルダンベルを実際に使ってみて感じたメリット・デメリット
では最後に実際に僕がアジャスタブルダンベル使って感じたメリットとデメリットを紹介したいと思います。
ダイヤル式アジャスタブルダンベルのメリット
使用期間はまだ半年くらいですが、その期間で感じたメリットは
- 重量設定がとにかく楽
- インクラインベンチがあればほぼ自宅トレだけでもいける
- オン・ザ・ニー・テクニックが使える
この3つです。
重量設定がとにかく楽
1番のメリットはこれ。とにかく重量設定がとても楽です。
以前は、スピンロックダンベルを使っていたので、重量設定の時間が本当にだるかったんですよね。
恐らく1分以上はかかっていましたから。
それが、ダイヤル式アジャスタブルダンベルに変えてからは数秒。
この重量設定を短縮できたことはとても助かっています。
そもそも途中でスピンロックダンベルの場合はめんどくさいてやらなくなるんですけどね。
家でダンベルトレ中心にやるならこの短縮できる時間は嬉しいと思います。それくらい感動しましたから。
筋トレ初心者ならインクラインベンチもあればほぼ自宅トレだけでもいける
普段は、ジムに通っているんですが、
実はダイヤル式アジャスタブルダンベルを購入したのと同時にインクラインベンチも購入。
買って実際に使ってみるとダンベルでできるメニューならほぼできたので、筋トレ初心者ならほぼこれだけでも十分鍛えることができると実感しました。
ダイヤル式ならドロップセットなどを行うとしても時間もかからないですからね。
オン・ザ・ニー・テクニックが使える
オン・ザ・ニー・テクニックって何?って人もいると思いますが、
ダンベルをスタートポジションに持っていくときに使うテクニックです。
この動画の0:33あたりからの動作です。
恐らくジムに通っている方であれば1度は見たことがあるのでは?
これって、シャフトが出ているスピンロックダンベルとだと痛くてやりづらいんですよね。
それが、 ダイヤル式アジャスタブルダンベルならダイヤル式部分が平らになっているので、太ももに置いても痛くありません。
ダンベルショルダープレスやインクラインダンベルプレスなどをやる際には、使うことが多いのでこれも嬉しいメリットの1つです。
ダイヤル式アジャスタブルダンベルのデメリット
次にダイヤル式アジャスタブルダンベルを使用して感じたデメリットですが、
- スピンロックダンベルより高い
- スタンドがないとやりづらい
- 41kg以上の重量はない
この3つです。
スピンロックダンベルより高い
今回紹介しているアジャスタブルダンベルで両方24kg(計48kg)で1番安くても約3万円。
これが、スピンロックダンベルの場合は、メーカーにもよりますがもう少し安く購入することができます。
例えば、僕が持っているスピンロックダンベルの「IROTEC(アイロテック) ラバー ダンベル 60KG セット」。
これだと、Amazon価格にはなりますが、両手30kg(計60kg)が約1万8,000円で購入することができます。
約12kgも違うのに、1万2,000円も安い。
やりやすさなどを考えれば、アジャスタブルダンベルはとても良いダンベルですが、価格で比べてしまうとこれだけの差がでてしまいます。
スタンドがないとやりづらい
実際に僕はスタンドはまだ購入していないので、床に直接おいて使用しているのですが、これがとてもやりづらい。
ジムにいったことがある方はわかると思いますが、ジムにあるダンベルも基本的に床には置いてないですよね?
こんな感じで専用のスタンド(台)みたいなところに置いてあるはずです。
これに慣れているととても使いづらくなります。
それに、ダイヤル式アジャスタブルダンベルは、戻す位置が決まっているので少しでもずれるとうまく入りません。
特に重量が重くなるにつれて元の位置に戻すのが大変で腰を痛めている方などは要注意です。
専用のスタンドもありますが、購入することでまた費用もかかりますからね。
我慢して使うか、頑張ってスタンドを買ってしまうか。
僕も悩み中です。
41kg以上の重量はない
今のダイヤル式アジャスタブルダンベルでは、41kg以上の重量はありません。
40kgあれば大体の方は問題なく筋トレができると思いますが、
もしそれ以上を目指すのでれば他の器具や方法を考えることになります。
僕みたいに普段はジムに通っていて、たまに自宅でやる場合はそこまで高重量ではやらないので問題はないですけど、
自宅の筋トレのみで高重量をいずれ扱っていきたいと考えている方には微妙かもしれません。
それなら最初からジムに通うか、バーベルも使える自宅用のパワーラックなどを購入したほうがいいですからね。
高重量を扱いたいと思っている方は、少し考え直したほうがいいかもです。
もちろん、ジムと併用して使うなら問題ありませんけど。
以上が僕が実際にアジャスタブルダンベルを使ってみて感じたメリットとデメリットです。
人によっては、メリットに感じる部分とデメリットに感じる部分は違うと思います。
なので、あくまでも参考程度にしてください。
アジャスタブルダンベルは自宅トレをやるならおすすめ
アジャスタブルダンベルは、
- 自宅トレをメインにやりたい
- いろいろな種目を取り入れたい
- 手間をかけずに重量を変えたい
- 設置場所を取りたくない
という方には特におすすめのダンベルです。
アジャスタブルダンベルがあることでできる種目数も増えますし、なんといっても 重量の変更が手間なくできるのが1番のメリット。
金額は確かにそれなりにはしますが、長期的に使うと考えれば初期投資としては全然ありかと。
ジムに通えれば1番いいけど、忙しい人やそこまでお金がかけられない人もいるはずですから。
気になる方は試してみてください。
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